メディコレWEBに専門家Q&Aを追加

医療・ヘルスケアの情報安心化スタートアップ、株式会社メディコレ（東京都港区、代表取締役：橋本 礼次郎、以下「メディコレ」）は、オンライン完結型の医師監修サービス「メディコレWEB」に「専門家Q&A」機能を追加実装したことをお知らせします。

「専門家Q&A」機能を追加した経緯

メディコレWEBの「専門家Q&A」は、スポットコンサルティングの簡易版としてご利用いただくことができます。

これまで医師などの専門家からマーケティングなどビジネスに直結する知見を得るには、以下のような形でコンサルティングを受ける必要がありました。

• 顧問契約をして定期的に知見を得る

• スポットコンサルティングの場を設定して知見を得る

医師などの医療専門職は本業が大変多忙なため、顧問契約を結ぶことのできる医師を見つけることは容易ではありません。また、スポットコンサルティングを設定しても急な手術などの対応が発生するリスクがあり、質問者も、設定された時間内で必要な内容を聞き取るために下準備をする時間が必要です。

メディコレWEBは、オンライン完結の医師監修サービスとして多くのユーザー企業に貢献してきましたが、ユーザーの一部からは「コンテンツを作る前に医師に相談したい」「考えているマーケティングプランが医療現場に受け入れられるか知りたい」などの問い合わせを多くいただいておりました。

そこで、医師や歯科医、さらには薬剤師や管理栄養士などのコメディカルに対して、オンラインで簡単に質問ができる「専門家Q&A」の機能を追加することを決めました。

「専門家Q&A」の想定用途

メディコレWEBの新機能「専門家Q&A」とは

「専門家Q&A」では以下のような用途を想定しています。

• コンテンツ制作のリサーチ

  コンテンツを制作する際に、専門的なトピックについて医師と壁打ち相談をすることができます。ネットリサーチでは知ることが難しい、業界のホットトピックを知ることで、読者にとって有意義な情報提供が可能になります。

  
  

• 記事構成書に対するアドバイス

  SEO対策済みの構成書を医師に確認し、医療現場の実情と乖離した内容を外したり、必要な項目を追加することができます。

  
  

• マーケティング企画の相談

  ヘルスケアサービスを提供する企業でマーケティングを企画する際に、専門診療科の医師からアドバイスを受けることができます。また、ヘルスケア業界のクライアント企業に対してPRやマーケティングなどの企画書や提案書を立案する際にもQ&Aは有効です。医療現場の現状に沿った内容を盛り込むことで提案書の信頼性を増やすことが期待できます。

  
  

• 新規事業のシーズの調査

  新規事業を計画する際に、ターゲットにした領域の専門医に対して臨床現場のペインや不足点などをヒアリングすることが可能です。医療現場のニーズを的確に把握することで、再現性が高い事業シーズを取得することができます。

「専門家Q&A」の回答例

「専門家Q&A」はα版として既存ユーザーにご利用いただいています。

実際に依頼があった一例を紹介します。

質問した日時：2024年 9月30日 5時10分
回答した日時：2024年 9月30日 15時23分
質問から回答までの時間：10時間13分

【質問内容】

①更年期のイライラにおすすめのセルフケアは？
②更年期は誰でもイライラしたり落ち込むもの？
③更年期障害に対する不安を軽減する方法は？

【医師（産婦人科専門医）からの回答】

①更年期のイライラに対しては、心身ともに健康的に良好な状態を保つことが大切です。
よく言われるように、適度な運動・栄養バランスの良い食事・十分な睡眠・規則正しい生活リズムを心がけましょう。また、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た成分であり、更年期症状を緩和する効果もあることから、大豆イソフラボンやその代謝産物であるエクオールなどのサプリメントを利用しても良いでしょう。ストレスを緩和するために、深呼吸・瞑想、ヨガ・ストレッチなど心身ともにリラックスするようなものを積極的に取り入れるといいでしょう。

②更年期には、ホルモンバランスの変化により、イライラや情緒不安定が起こりやすくなりますが、誰でも必ずそうなるわけではありません。個人差が大きく、一部の人はあまりイライラを感じない場合もありますが、多くの人が情緒面の変化を来たす場合があります。

③更年期障害の不安を軽減するために、人とのつながりが大切であり、家族や友人との会話を楽しむようにしましょう。とくに、同世代で同じような更年期症状で悩まされている友人や同僚などと話をすることで心が軽くなるかもしれません。また、心理カウンセラーやセラピストなど専門家のカウンセリングを受けてもいいでしょう。症状がひどく日常生活に影響が出ているようであれば、婦人科を受診して医師に相談しましょう。ホルモン補充療法、漢方薬、症状を改善するような薬剤などの処方を受けることができますし、受診したというで安心感から不安感が和らぐことでしょう。

本件についてのお問い合わせは以下にお願いします。

株式会社メディコレ広報部：info@medicolle.co.jp