医師監修プラットフォーム「メディコレWEB」をリリース
サービス
2021年9月3日
医師監修プラットフォーム「メディコレWEB」をリリース
サービス
2021年9月3日
医療・ヘルスケアの情報安心化スタートアップ、株式会社メディコレ(東京都港区、代表取締役:橋本 礼次郎、以下「メディコレ」)は、オンライン完結型の医師監修サービス「メディコレWEB」をリリースしたことをお知らせします。
メディコレWEBを開発した背景
インターネットの普及により人々が接する情報量が爆発的に増加した現在、フェイク情報などの不確実な情報が社会問題化しています。中でも医療健康情報は、人生100年時代の到来や新型コロナウィルスの猛威などの影響で需要がさらに加速。しかし、99%の日本人が医学の知見を有していない(※1) ため、情報の選別が特に難しい分野になっているのが現実です。一刻も早く情報の受け手が安心して医療情報を取得できる仕組みを整えることが喫緊の課題となっています。
一方でメディアやPR会社などの情報発信者は、医療健康情報を含むコンテンツを発信する際に、ほとんどの場合は医師による確認をとっています。この作業は1件ずつ手作業を行われており、人・時間のリソースを多く必要としているだけでなく、医師との人脈が限られるために専門医からの監修を受けることができないことも多々起きているのが現状です。情報の適切な監修が行われなかったことで2016年には、ヘルスケアキュレーションプラットフォームで不正確な情報が多く掲載されたことが社会問題化し、類似サービスがほぼ全て閉鎖する事態にまで発展しました。
また今年3月には、民間ネット事業者で作るセーファーインターネット協会が、総務省の有識者会議にネットニュースなどのファクトチェック団体の設立を求める内容を提言(※2)しました。まさに、医療健康情報を始めとする“信頼できる安全・安心な情報”を届けるための“インフラ整備”が社会的に求められています。
(※1)厚生労働省によると日本の医師は約32.7万人、歯科医は約10.5万人と合計しても人口比1%を下回る。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/18/dl/gaikyo.pdf
(※2)https://nordot.app/749531512790073344?c=721001874587844608
メディコレWEBについて

当社ではこうした課題を解決するために、Web上で専門医がコンテンツに問題が無いか判定して認証マークを与えることで、コンテンツが流通する前の段階で“専門医のお墨付き”を得ることができるサービス「メディコレWEB」を開発しました。メディア記事やPR文書、企業サイトのLP(ランディングページ)や顧客説明資料などのコンテンツなどを対象にしたWEBサービスとして、2021年9月3日からベータ版の提供を開始します。
「メディコレWEB」では、医療健康情報を含むコンテンツが一般の人が接して「問題ある」か「問題ない」かを、メディコレが定めた「チェック3項目」(※3)に則り、第三者の立場の医師が厳正に判定し、基準を全てクリアしたコンテンツに対して「第三者の専門医が問題がないと確認した」ことを認証するマークを付与します。さらにオプションでコンテンツに掲載可能な専門医のコメントも獲得することができます。
(※3)3つの判定項目:「エビデンス」「現場での再現性」「表現の適切性」
メディコレ専門医クラウド
「メディコレWEB」でコンテンツの確認作業を行うのは、当社事業ミッションに賛同いただいた約1,000人の専門医です。本サービスは厳正かつ正確な判定を下すことが最重要課題であり、ただ単に登録医師数が多ければいいというものではなく、情報の安心化を通して社会を良くしていくビジョンを共有する信頼できる専門医の方々に参画いただく必要があります。当社では、賛同いただいた専門医を「メディコレ専門医クラウド」としてとりまとめ、安全・安心な健康医療情報やノウハウを蓄積するプラットフォームとして運営していきます。今後、サービスの利用状況にあわせて専門医を増やしていく予定です。
メディコレWEBを利用するメリット
①専門医による確認作業における人・時間のコストを最小化
従来の医師校閲作業では、担当者が1件ずつ手作業で①医師の選定②依頼内容の説明③医師の確認作業④回答という4プロセスを踏んでいました。「メディコレWEB」では①確認依頼②専門医の監修③回答という3プロセスで行うことが可能になる上、全てシステム上で行うことで時間・人のコストを大幅に減らすことが可能です。医療健康情報発信のDXとも言える革新性を持っています。
②認証マークによる安心の可視化
認証マークの付与により、安心で信頼できる医療健康情報コンテンツであることを可視化することが可能です。さらに、付与した認証マークが適正に利用されているかを検知するシステム(2021/9/2 特許出願済み)も実装していく予定です。
③コンテンツの安心化と専門医のコメントによるSEO対策
専門医の実名コメントによりGoogleのE-A-T(同社が重要視する独自の3つのSEO評価基準)を満たし、SEO対策に効果が見込めます。
メディコレWEBが「正しい」ではなくて「問題ない」を認証する理由
科学的に100%正しい情報は存在せず、「正しい」情報の認定は事実上不可能です。しかし、専門家から見て「問題ない」情報は存在します。「メディコレWEB」では「エビデンス」「現場での再現性」「表現の適切性」の3項目により「問題ない」情報を認証・可視化します。
この3項目を満足するコンテンツであれば、同じテーマでも内容が正反対のコンテンツであっても両方に認証マークを付与します。本サービスの運営にあたり重要と位置付けているのは、対立する内容であっても専門家による“安心化”が可視化された情報であれば積極的に触れ、1人1人がどちらの論説を採用するか意思決定を行っていくことです。安心できる情報をもとにした意思決定を重ねるたびに医療健康リテラシーが向上し、長期的に見ると健康寿命が最大化すると考えています。
メディコレWEBが実現したい未来
「メディコレWEB」によって安心が可視化された医療健康情報コンテンツが流通することで人々の健康リテラシーが向上し、健康寿命を最大化します。健康寿命を最大化することで公的医療費の支出の抑制を実現したいと考えています。
今後の展開について
当社では、本件リリース内容にあたる「メディコレWEB」の他、医療業界外の事業会社と専門医を橋渡しする事業(医師ブリッジ事業)も同時に展開していきます。
今後あらゆる事業に、健康という要素が今ままで以上に求められることが予想されます。健康という概念を科学的に事業に付加するためには専門医の知見が不可欠ですが、医師との人脈が限られたり、適切な専門医がわからないなどの課題があります。
当社は専門医の知見を医療業界外にブリッジすることで、全ての事業をヘルスケア事業化することを目指します。当社のプラットフォームを通じて、誰もが安心して適切な医療健康情報に触れる世の中を目指し、今後も活動を進めてまいります。
本件についてのお問い合わせは以下にお願いします。
株式会社メディコレ広報部:info@medicolle.co.jp
医療・ヘルスケアの情報安心化スタートアップ、株式会社メディコレ(東京都港区、代表取締役:橋本 礼次郎、以下「メディコレ」)は、オンライン完結型の医師監修サービス「メディコレWEB」をリリースしたことをお知らせします。
メディコレWEBを開発した背景
インターネットの普及により人々が接する情報量が爆発的に増加した現在、フェイク情報などの不確実な情報が社会問題化しています。中でも医療健康情報は、人生100年時代の到来や新型コロナウィルスの猛威などの影響で需要がさらに加速。しかし、99%の日本人が医学の知見を有していない(※1) ため、情報の選別が特に難しい分野になっているのが現実です。一刻も早く情報の受け手が安心して医療情報を取得できる仕組みを整えることが喫緊の課題となっています。
一方でメディアやPR会社などの情報発信者は、医療健康情報を含むコンテンツを発信する際に、ほとんどの場合は医師による確認をとっています。この作業は1件ずつ手作業を行われており、人・時間のリソースを多く必要としているだけでなく、医師との人脈が限られるために専門医からの監修を受けることができないことも多々起きているのが現状です。情報の適切な監修が行われなかったことで2016年には、ヘルスケアキュレーションプラットフォームで不正確な情報が多く掲載されたことが社会問題化し、類似サービスがほぼ全て閉鎖する事態にまで発展しました。
また今年3月には、民間ネット事業者で作るセーファーインターネット協会が、総務省の有識者会議にネットニュースなどのファクトチェック団体の設立を求める内容を提言(※2)しました。まさに、医療健康情報を始めとする“信頼できる安全・安心な情報”を届けるための“インフラ整備”が社会的に求められています。
(※1)厚生労働省によると日本の医師は約32.7万人、歯科医は約10.5万人と合計しても人口比1%を下回る。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/18/dl/gaikyo.pdf
(※2)https://nordot.app/749531512790073344?c=721001874587844608
メディコレWEBについて

当社ではこうした課題を解決するために、Web上で専門医がコンテンツに問題が無いか判定して認証マークを与えることで、コンテンツが流通する前の段階で“専門医のお墨付き”を得ることができるサービス「メディコレWEB」を開発しました。メディア記事やPR文書、企業サイトのLP(ランディングページ)や顧客説明資料などのコンテンツなどを対象にしたWEBサービスとして、2021年9月3日からベータ版の提供を開始します。
「メディコレWEB」では、医療健康情報を含むコンテンツが一般の人が接して「問題ある」か「問題ない」かを、メディコレが定めた「チェック3項目」(※3)に則り、第三者の立場の医師が厳正に判定し、基準を全てクリアしたコンテンツに対して「第三者の専門医が問題がないと確認した」ことを認証するマークを付与します。さらにオプションでコンテンツに掲載可能な専門医のコメントも獲得することができます。
(※3)3つの判定項目:「エビデンス」「現場での再現性」「表現の適切性」
メディコレ専門医クラウド
「メディコレWEB」でコンテンツの確認作業を行うのは、当社事業ミッションに賛同いただいた約1,000人の専門医です。本サービスは厳正かつ正確な判定を下すことが最重要課題であり、ただ単に登録医師数が多ければいいというものではなく、情報の安心化を通して社会を良くしていくビジョンを共有する信頼できる専門医の方々に参画いただく必要があります。当社では、賛同いただいた専門医を「メディコレ専門医クラウド」としてとりまとめ、安全・安心な健康医療情報やノウハウを蓄積するプラットフォームとして運営していきます。今後、サービスの利用状況にあわせて専門医を増やしていく予定です。
メディコレWEBを利用するメリット
①専門医による確認作業における人・時間のコストを最小化
従来の医師校閲作業では、担当者が1件ずつ手作業で①医師の選定②依頼内容の説明③医師の確認作業④回答という4プロセスを踏んでいました。「メディコレWEB」では①確認依頼②専門医の監修③回答という3プロセスで行うことが可能になる上、全てシステム上で行うことで時間・人のコストを大幅に減らすことが可能です。医療健康情報発信のDXとも言える革新性を持っています。
②認証マークによる安心の可視化
認証マークの付与により、安心で信頼できる医療健康情報コンテンツであることを可視化することが可能です。さらに、付与した認証マークが適正に利用されているかを検知するシステム(2021/9/2 特許出願済み)も実装していく予定です。
③コンテンツの安心化と専門医のコメントによるSEO対策
専門医の実名コメントによりGoogleのE-A-T(同社が重要視する独自の3つのSEO評価基準)を満たし、SEO対策に効果が見込めます。
メディコレWEBが「正しい」ではなくて「問題ない」を認証する理由
科学的に100%正しい情報は存在せず、「正しい」情報の認定は事実上不可能です。しかし、専門家から見て「問題ない」情報は存在します。「メディコレWEB」では「エビデンス」「現場での再現性」「表現の適切性」の3項目により「問題ない」情報を認証・可視化します。
この3項目を満足するコンテンツであれば、同じテーマでも内容が正反対のコンテンツであっても両方に認証マークを付与します。本サービスの運営にあたり重要と位置付けているのは、対立する内容であっても専門家による“安心化”が可視化された情報であれば積極的に触れ、1人1人がどちらの論説を採用するか意思決定を行っていくことです。安心できる情報をもとにした意思決定を重ねるたびに医療健康リテラシーが向上し、長期的に見ると健康寿命が最大化すると考えています。
メディコレWEBが実現したい未来
「メディコレWEB」によって安心が可視化された医療健康情報コンテンツが流通することで人々の健康リテラシーが向上し、健康寿命を最大化します。健康寿命を最大化することで公的医療費の支出の抑制を実現したいと考えています。
今後の展開について
当社では、本件リリース内容にあたる「メディコレWEB」の他、医療業界外の事業会社と専門医を橋渡しする事業(医師ブリッジ事業)も同時に展開していきます。
今後あらゆる事業に、健康という要素が今ままで以上に求められることが予想されます。健康という概念を科学的に事業に付加するためには専門医の知見が不可欠ですが、医師との人脈が限られたり、適切な専門医がわからないなどの課題があります。
当社は専門医の知見を医療業界外にブリッジすることで、全ての事業をヘルスケア事業化することを目指します。当社のプラットフォームを通じて、誰もが安心して適切な医療健康情報に触れる世の中を目指し、今後も活動を進めてまいります。
本件についてのお問い合わせは以下にお願いします。
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株式会社メディコレ
代表取締役:橋本礼次郎
所在地:
〒108-0071
東京都港区白金台5-22-12
前田道路白金ビル4F
Copyright © 株式会社メディコレ
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